ジョン・リチャード・ヒックス(John Richard Hicks)

概要

 ジョン・リチャード・ヒックス(John Richard Hicks 1904(明治37)年甲辰(きのえたつ41)4月8日生-1989(平成元)年 己巳(つちのとみ6)5月20日逝去。(84歳)。英国の経済学者。

 ミクロ経済学・マクロ経済学に貢献しました。爵位を賜ったことと学問的業績に敬意を表して「ヒックス卿」と呼ばれました。ヒックス以降は経済学の中心が英国からアメリカに移ったことから「英国最後の大経済学者」などとも呼ばれております。1972年にケネス・アローとともにアルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞を受賞しました。

経歴

 1917年にブリストルのクリフトン・カレッジで学びました。1922年にオックスフォード大学のベイリオル・カレッジで学びました。1923年に専攻を「数学」から「哲学・政治学および経済学」に変えました。1926年 から1935年まで、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE) に在職しました。1935年に財政学者アーシュラ・K・ウェッブ(Ursula Webb)と結婚しました。同年、ケンブリッジ大学ゴンブィル・アンド・キーズ・カレッジフェローに移りました。『価値と資本』を執筆して1939年に出版しました。

価値と資本〈上〉―経済理論の若干の基本原理に関する研究 (岩波文庫)

J.R. ヒックス, John Richard Hicks

 1938年にマンチェスター大学の教授に就任しました。1946年にオックスフォード大学のナフィールド・カレッジに移り、リサーチ・フェローとして研究を行いました。1952年にドルモンド政治経済学教授(Drummond Professor of Political Economy)に就任して、オックスフォード大学と兼務しました。

 1964年にSirの称号を受けて、サー・ジョン・ヒックスと呼ばれるようになりました。1965年から1971年までオール・ソウルズ・カレッジのリサーチ・フェローとして活動し、オックスフォード大学Linacre Collegeの名誉リサーチでもありました。

ヒックスの最も広く知られた業績に、ジョン・メイナード・ケインズ(John Maynard Keynes)の『雇用・利子および貨幣の一般理論(The General Theory of Employment,Interest,and Money 1936)』を体系化した「IS-LM理論」があります。これは、利子率の関数である投資 I と国民所得の関数である貯蓄 S の均衡によって描かれるIS曲線と、貨幣の需要量 L と貨幣の供給量 M の均衡によって描かれるLM曲線から、その交点として利子率と国民所得の値を導出できることを示した理論です。だが実際にはケインズは、投資は利子率だけの関数ではな不確実性の中にある予想利潤率の関数であり、貨幣の供給量 M は外生的に与えられるだけはなく人々の債券の価格変動の予想によって変動するものであることから、予想による債券価格から利回りで示される利子率が決定されると考えていました。ヒックスはケインズの考えを軽視していたとして「IS-LM理論」と「一般理論」との乖離を認めております。1989年に逝去されました。「IS-LM理論」を創出した84年の生涯でした。


三国志演義 第一巻
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三国志演義 Ⅰ

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