山菜・ハーブ図鑑

ハスカップ

ハスカップ 撮影 2020年7月71日 北海道苫小牧市

概要

 ハスカップ(学名:Lonicera caerulea var. emphyllocalyx)はスイカズラ科スイカズラ属果樹で、樹高1m – 2mの落葉低木。果実は、青みがかった黒色の液果で、食用になる。和名はクロミノウグイスカグラ(黒実鶯神楽)。苫小牧市ではゆのみと言う愛称で親しまれている

利用

 ハスカップの実は、塩漬け、砂糖漬け、焼酎漬けなどの保存食にしています。おにぎりの具に梅干しの代わりとして、ハスカップの塩漬けをつかいます。この実にはビタミンC、ビタミンE、鉄、カルシウム、ポリフェノールの一種で、眼精疲労や視力低下に効果があるといわれるアントシアニンなどが豊富に含まれております。

バジル

バジル 撮影 2020年6月28日 北海道苫小牧市

概要

 メボウキ(目箒、学名: Ocimum basilicum)は、シソ科メボウキ属の多年草である。日本では越冬できないので一年草として扱われる。英語由来のバジル(basil)、イタリア語由来のバジリコ(basilico)としても知られる。中国語名は羅勒

ハーブとしての利用

 バジルは、日本では、ペスト・ジェノヴェーゼあるいは類似のソースを混ぜ込んだスパゲッティをバジリコ・スパゲッティ(スパゲッティ・バジリコ)として料理する。ペストはバジリコやチーズ、松の実等を粉砕しオリーブオイルを加えて塩気を整えた、オイルソースの一種である。

 トマトと相性がよいことでも知られる。新鮮なスイートバジルの葉とモッツァレラチーズとトマトをあわせたサラダとし使用される。

 バジルの種子はグルコマンナンを多く含むため、水分を含むと乾燥状態の約30倍に膨張し、ゼリー状の物質で覆われる。食物繊維を豊富に含むことからダイエット補助食品としても利用されている。

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ローズマリー

ローズマリー 撮影 2020年6月28日 北海道苫小牧市

概要

 ローズマリー(英語:rosemary 仏語:romarin)は、地中海沿岸地方原産で、シソ科に属する常緑性低木。和名マンネンロウの漢字表記は「迷迭香」であるが、これは中国語表記と同一である。生葉もしくは乾燥葉を香辛料、薬(ハーブ)として用いる。花も可食。水蒸気蒸留法で抽出した精油も、薬として利用される。

ハーブとしての利用

 食材としては甘い芳香と爽やかなほろ苦さを持つ。消臭効果や抗菌作用、抗酸化作用があり、肉の鮮度を長持ちさせることからヨーロッパでは古くからラム、豚肉、青魚などクセの強い素材の匂い消し、逆に鶏肉・白身魚・じゃがいもなど淡泊な素材の香りづけと、肉料理や魚料理に多様に利用されている。カレー、ポトフ、アイントプフ等のスパイスとして利用される。

 刺激作用とリラックス作用の両方を有する。。炎症抑制効果、血行改善効果があり、外用によりリューマチなどの関節炎、内用では消化不良に対して使用されている。ローズマリーは、セージとともに他のスパイスに比べて際立って強い抗酸化作用を有している。

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シソ

赤ジゾ 撮影 2020年6月11日 北海道苫小牧市

概要

 シソ紫蘇、学名:Perilla frutescens var. crispa)は、シソ科シソ属の植物。芳香性の一年生草本です。中国原産で、各地で広く栽培されている。

ハーブとしての利用

赤紫蘇アントシアン系の赤橙色のシアニジンと言う色素成分を含み、日本では梅干しを作る際に、梅の成分であるクエン酸によってシアニジンが強く赤く発色することで、梅干し特有の色づけに使います。また葉を乾燥させたものは七味唐辛子に配合されることもあります。「ゆかり」の名称で「ふりかけ」に用いられます。熟さない実を付けた「穂じそ」、花が開き掛けの「花穂じそ」は刺身のつまに用います。完熟した実を醬油漬けして、ご飯のおかずとして食べます。シソの葉を煮て砂糖と重曹を加えて作った「シソジュース」を炭酸で割って飲むと、爽やかさがあり、体をリフレッシュします。

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フジ

フジ 撮影 2020年6月9日 北海道苫小牧市勇払

概要

 フジ、学名: Wisteria floribunda)は、マメ科フジ属のつる性落葉木本。花咲く時期には鑑賞・観光の対象となる。

山菜としての利用

 花は食用できる。天ぷらにするとが甘くて美味しい。ただし他のマメ科植物同様にレクチンを中心とした配糖体の毒性が含まれており、多量に摂取すると吐き気、嘔吐、眩暈、下痢、胃痛などを起こすおそれもあるため、あまり多食しないほうが良い。

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ワラビ

ワラビ

概要

 ワラビ(蕨、学名:Pteridium aquilinum)はシダ植物の1種。コバノイシカグマ科。かつてはイノモトソウ科に分類されていた。草原、谷地、原野などの日当たりのよいところに群生している。酸性土壌を好む。山菜のひとつに数えられている。

山菜としての利用

 ワラビは山菜の中でも灰汁(あく)が強く、食べる為には灰汁抜き(アク抜き)が必要です。処理の前にある程度長さを揃えておき、折り口を綺麗に切り揃えておくと良い。家庭によっては切りそろえたものを紐などで1食分くらいに束ねておく。ワラビの上から重曹や木灰をふりかけ(揃えた切り口に重曹や木灰を擦り込む方法もある)、沸騰した熱湯をその上からかけ、新聞紙や大き目のポリ袋で落し蓋をして一晩置く。翌日きれいな水で洗いアクを流し、調理する。おひたしや漬物、味噌汁の実などとして食べます。

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クサソテツ

クサソテツ

概要

 クサソテツ(草蘇鉄、英:Ostrich fern、学名:Matteuccia struthiopteris)とは、コウヤワラビ科(分類によってはメシダ科 Woodsiaceaeに分類される)の多年生シダの一種。別名コゴメカンソウガンソウカクマ。若芽はコゴミ(屈)といい山菜です。日本各地、中央ヨーロッパおよび北ヨーロッパ、北米大陸の北東部の河川敷や山麓の湿地に自生する。また観葉植物として庭に植えられることも多い。

山菜としての利用

 山菜として、「コゴミ」と北海道胆振地方では呼称されてます。ワラビ、タラノメ、ウド、フキなど、5月初旬から下旬にかけて、山林、原野などで採れます。コゴミは丸まった幼葉を採取し、おひたし、サラダ、胡麻和え、あえ物、天ぷらなどにして食べます。個人差がありますが、美味しい山菜です。

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コシアブラ

コシアブラ

概要

 コシアブラ(漉油、学名:Eleutherococcus sciadophylloides、シノニム:Acanthopanax sciadophylloidesChengiopanax sciadophylloides)はウコギ科ウコギ属の落葉高木。

山菜としての利用

 春先に伸びる独特の香りを持つ新芽は食用となり、山菜として利用されます。食用とする場合は、まだそれほど大きく伸びていない芽を摘み取り、元のほうにあるハカマの部分を除いたものを調理します。栄養が多く美味です。苦味があるため、天ぷらにすると美味しい。おひたし、あえ物に調理して食べます。タラの芽と同じような味がします。

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オランダガラシ(クレソン)

オランダガラシ(クレソン)

概要

 オランダガラシ(和蘭芥子)は水中または湿地に生育するアブラナ科の多年草。クレソン(フランス語:Cresson)またはクレス(cress)ともいう。「葶藶(ていれき「てい」は草冠に「亭」、「れき」は草冠に「歴」の旧字)」ともいう。ヨーロッパから中央アジアの原産。学名としてはNasturtium officinaleN. nasturtium-aquaticumN. aquaticumRorippa nasturtium-aquaticum(別属Rorippa に含める場合)が用いられる。

山菜としての利用

 ほかのアブラナ科植物と同じく、辛味(カラシ油配糖体)のグルコシノレートという物質を含む。また、ラットによる動物実験では、日常的な摂食は血圧上昇抑制および脂質代謝改善に有効であるとする報告がある。ホウレンソウやルッコラなどと共に香味野菜としてサラダまたは茹でて若い茎と葉が肉料理の付け合せになど用いられる。お浸し(芥子醤油など)、ごま和え、天婦羅、漬物、味噌汁の具、鍋物などにも利用できる。最近はスプラウト(種子から出たばかりの芽)としても利用されている。霜にあたったクレソンは、葉が赤黒くなるが味は甘みが増す。

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クマザサ

クマザサ 撮影 2020年5月29日 北海道苫小牧市勇払

概要

 クマザサ(隈笹、学名:Sasa veichii)は、イネ科ササ属の植物の1種。ただし、山地に生育する、大型のササ類一般を指す場合も多い。

山菜としての利用

 乾燥した葉は煎じて健康茶にされたり、エキスが健康食品として市販されている。クマザサには、多数のミネラル・ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンK・フラボノイド・葉緑素・必須アミノ酸・植物繊維など、各種有効成分がバランス良く豊富に含まれています。これは高血圧、糖尿病などに効果があるとされるが、ヒトに対する有効性について信頼できるデータはないようである。

 クマザサは、冬眠をする熊の冬の食料としても効果を発揮しており、クマザサを食べることで越冬能力をつけ、繁殖力を旺盛にしていると言われています。冬眠中の体力はもちろん、冬眠中に排便を行わないために腸や血液が老廃物で汚れるのを、クマザサが解毒するとも考えられています。

 葉緑素は、強力な抗酸化作用と抗菌効果があり口臭対策成分としてガムなどにも配合されています。コレステロールや老廃物を吸着して体外に排出します。またヘモグロビンをサポートして酸素を体の隅々まで運びます。そのため、貧血の予防効果もあります。バンフォリンは、クマザサ多糖体といわれるもので防腐効果、抗菌効果などがあります。細胞膜を強化、再生し、細胞自体も強化します。美肌、美髪、潰瘍修復の効果の他、抗腫瘍作用があるため抗ガン効果が期待されます。安息香酸は、防腐効果があります。

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ウド

ウド

概要

 ウド(独活、学名:Aralia cordata)は、ウコギ科タラノキ属の多年草。香りが強く、山菜として好まれる。季語、晩春。

山菜としての利用

 若葉、つぼみ、芽および茎の部分が食用になり、香りが良い。つぼみや茎は採取期間が短いが、若葉はある程度長期間に渡って採取することができる。スーパーや八百屋などで見られる白いものは、日の当たらない地下の室(むろ)で株に土を盛り暗闇の中で栽培した軟白栽培によるものです。茎は酢味噌和えにして食べると美味しい。

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チシマザサ(ネマガリダケ根曲竹根曲がり竹

チシマザサの筍(タケノコ) 撮影 2020年5月30日 北海道苫小牧市

概要

 チシマザサ千島笹、学名:Sasa kurilensis)は、イネ科タケ亜科ササ属に分類される。大型のササ(笹)の一種。稈(カン:稲・竹などの、中空になっている茎)の基部が弓状に曲がっていることからネマガリダケ根曲竹根曲がり竹)の別名があるほか、コウライザサ(高麗笹)、アサヒザサなどとも呼ばれる。

山菜としての利用

 チシマザサの筍(タケノコ)5月下旬から6月上旬が旬の山菜です。北海道胆振地区の山林に自生し、筍採りの人々が大勢山林に入山します。筍は山菜として特に人気がある。灰汁が少ないので、皮を剥いて味噌汁や煮物にしたり、皮付きのまま焼いたあと皮を剥いて食べたりする。トウモロコシの味がして、美味しい山菜です。

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アマドコロ

アマドコロ 撮影 2020年6月5日 北海道苫小牧市勇払

概要

 アマドコロ(甘野老、学名: Polygonatum odoratum)は、キジカクシ科アマドコロ属の多年草。日当たりのよい山野に生え、草丈50センチメートル前後で、長楕円形の葉を左右に互生する。春に、葉の付け根からつぼ形の白い花を垂れ下げて咲かせる。食用や薬用にもされる。

山菜としての利用

 春の若芽や地下茎に甘みがあり、山菜として食用にされる。4 – 5月ごろにに10センチメートルほどに伸びた若芽を地中部の白い部分から採取するか、20センチメートルほど伸びた芽を地上部で摘み取り、天ぷらにしたり茹でて和え物にするなど、春の山菜として楽しまれている。根茎は特に晩秋が旬とされ、天ぷらにすると美味しい。

薬用としての利用

 薬用部位となる根茎には配糖体のコンバラリン、粘液質のマンノースなどを含んでいる。マンノースには、胃や腸の粘膜を保護する作用や消炎作用があるほか、分解して体に吸収されると滋養になるといわれ、『本草綱目』(1578年)で、滋養強壮、消炎薬として紹介されている。

 かつては民間薬として利用された。地上部の茎葉が黄変して枯れはじめる10 – 11月ごろに掘り、ヒゲ根や茎を取り除いて水洗いし、きざんで天日乾燥させたものを萎蕤(いずい)、漢方では玉竹(ぎょくちく)ともいう生薬です。滋養強、咳や疲労倦怠にも効果があるとされる。

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行者にんにく(キトピロ)

撮影 2020年5月16日(土)苫小牧市勇払
ギョウジャニンニクの花 撮影 2020年6月9日 北海道苫小牧市勇払

ギョウジャニンニク(行者葫、学名:Allium victorialis subsp. platyphyllum)はネギ属の多年草。北海道や近畿以北の亜高山地帯の針葉樹林、混合樹林帯の水湿地に群生しており、そのほとんどの繁殖地は国立公園などの自然保護区である。キトピロなどとも呼ばれる(後述)。ヨーロッパ産の基本亜種A. victorialis subsp. victorialisは、ヨーロッパの多くの高山に広く分布している。

概要

長さ20 – 30 cm、幅3 – 10 cmの葉で強いニンニク臭を放ち、地下には外周が網状繊維からなる鱗茎を持つ。葉は根生、扁平で下部は狭いさやとなる。全体的に緑色で、茎の部分は赤い。初夏、花茎の頂端に、白色または淡紫色の小花を多数つける。種子のほかにも不定芽でも増殖する。生育速度が遅く播種から収穫までの生育期間が5年から7年と非常に長いことから、希少な山菜とされ、市場流通量は少なく高値で取引される傾向にある。ギョウジャニンニクという名前の由来は、山にこもる修験道行者が食べたことからとも、逆にこれを食べると滋養がつきすぎて修行にならないため、食べることを禁じられたからとも言われている。キトビロ、ヤマビル(山蒜)またはヤマニンニクなどの別名がある。キトビロ(もしくはキトビル、キトピロ)がさらになまって、ヒトビロ、ヒトビルというような発音になることもある。

山菜としての利用

5月上旬から中旬頃(北海道胆振地方)の山林で取れます。自宅の庭に移植し、株を増やす事が可能です。

葉と茎は「おひたし」「卵とじ」「酢の物」「炒め物」「天ぷら」「ジンギスカン料理」「ラーメンの具」「ギョーザの具」として用います。「醬油漬け」にして保存が可能です。

栄養

含硫アミノ酸の成分が血小板を溶かし、血栓を予防する働きをします。したがって、「動脈硬化症」や「脳梗塞」の予防に効果があります。発がん物質の解毒酵素を活性化する働きがあるので、各種がんの増殖を抑制します。アリシンやスコルジンの成分が末梢血管を拡張させて、「高血圧」の予防、「冷え性」の改善に効果があります。アリシンは抗菌作用のほかに、活性持続型ビタミン(アリチアミン)となり、疲労回復、強壮作用があります。

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出典「食の医学館」小学館 ©Shogakukan 2003-2005 EX-word DATAPLUS7 XD-N10100に収録

ノビル

撮影 2020年5月16日(土)苫小牧市勇払
ノビルの花 撮影 2020年6月9日 北海道苫小牧市勇払
ノビルの花

ノビル(野蒜、学名: Allium macrostemon)は、ヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属の多年草。日当たりのよい土手や道端に生える野草で、全体の姿や臭いはニラに似ている。花にムカゴをつけて繁殖し、葉と地下の球根は食用になる。

概要

和名ノビルの語源は、昔から食用野草として知られることから、野に生えるヒル(蒜)という意味で、蒜はネギやニンニク、ニラなどネギ属の野菜の古称である。蒜という呼び名は、食べるときに辛くて舌がヒリヒリすることにちなむといわれている。中国植物名(漢名)は、小根蒜(しょうこんさん)。日本の一部地域における地方名として「ねんびろ」「ねんぶり」「ののひろ」「のびろ」「ねびる」とも呼称される。花言葉は、「タフなあなたのことが好き」です。

山菜としての利用

春の代表的な山菜の一つで、古来から薬草としても用いられてきており、滋養強壮に役立つとされている。地下の鱗茎も含めた全草には、ニンニクに似た含硫化合体が含まれているといわれており、ニンニクに似た含硫化合物であっても、その強さは弱いと考えられている。葉とともに、地下にできる鱗茎が食用となる。鱗茎は地下5 – 10 cmにできるため、スコップなどで掘り起こさなければならない。積極的に栽培されることは少ないが、野草として食用にされ、タマネギに似た香りと辛味があり、アサツキ等よりも鮮烈な香味を持つ。収穫後、時間が経つと辛味が強くなり、香りも悪くなる。休耕地など土壌の養分が十分な場所で育つと、鱗茎がピンポン玉程の大きさになることがある。

栄養

鱗茎を夏に掘りとって天日乾燥したものが生薬となり、薤白(がいはく)とよんでいて、また同類の中国の植物名を当てて山蒜(さんきん)とも呼んでいる。狭心症の痛みの予防や、食べ過ぎによる食欲不振など、ラッキョウ同様に効果があるといわれ、薬草名もラッキョウと同じ薤白である。薤白1日量3 – 5グラムを、約600 ccの水で半量になるまでとろ火で煮詰めて煎じた汁を、3回に分けて服用する利用法が知られている。

薬用

民間療法として、強壮、鎮咳、扁桃炎、咽頭炎にも効果があるともいわれていて、鱗茎の乾燥黒焼き末を砂糖湯で服用する方法が知られている。外用薬として、銭たむし、はたけ、しらくも、腫れ、虫刺されなどに対して含硫化合体の制菌作用によって治りが早まるといわれていて、生の全草をすりつぶしたものを患部につける利用方法が知られている。

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タラの芽

撮影 2020年5月16日(土)苫小牧市勇払

概要

タラノキ(楤木、桵木、学名、Aralia elata)はウコギ科の落葉低木。新芽を「たらのめ(楤芽)」「タランボ」などと呼び、スプラウトとして食用に販売もされている。天ぷら等に調理される。「タラ(楤、桵)」と呼ばれることもある。地方によって呼び名があり、タランボオニノカナボウタラッペともよばれている。

山菜としての利用

日本原産で、代表的な山菜の一つです。ウコギ科です。栄養価が非常に高いのが特徴です。薬効性にすぐれてます。「おひたし」「和え物」「バター炒め」「天ぷら」などで美味しくいただけます。

栄養

カリウムを多く含み、「むくみ解消」「高血圧予防」「血糖値低下」などに効果があります。

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出典「食の医学館」小学館 ©Shogakukan 2003-2005 EX-word DATAPLUS7 XD-N10100に収録

ふき

撮影 2020年5月16日(土)苫小牧市勇払

概要

フキ(蕗、苳、款冬、菜蕗、学名:Petasites japonicus (Siebold et Zucc.) は、キク科フキ属の多年草、雌雄異株。早春の花茎をフキノトウ(蕗の薹)という。山野に生える春の山菜としてよく知られ、地下茎から多くの葉柄を立てて、一部が切れた円い大型の葉をつける。

山菜としての利用

 独特の香りがあるふきのとうや葉柄、葉を食用とする。ただし、肝毒性が強いペタシテニン(Petasitenine、別名フキノトキシン)などのピロリヒジンアルカロイドが含まれているため、灰汁抜きをする必要がある。旬は春とされ、冬から春の体へ体調を整える野菜としても知られる。葉やふきのとうには、β-カロテン、ビタミンB1・B2、カルシウム、カリウム、亜鉛などの栄養素が含まれる。食物繊維も多く含まれていて、腸の働きを活発にして、便通に役立つ食材でもある。野生のフキは、栽培されているのものよりも苦味が強く、小ぶりである。

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オオバギボウシ

撮影 2020年5月16日(土)苫小牧市勇払

概要

オオバギボウシ(大葉擬宝珠、学名:Hosta sieboldiana)はリュウゼツラン亜科ギボウシ属の多年草。別名は多く、トウギボウシ、ハヤザキオオバギボウシ、ウノハナギボウシ、ウツリギボウシ、アツバギボウシ。

山菜としての利用

オオバギボウシの若葉はウルイと呼ばれ、山菜として賞味される。春先の若葉が丸まって立つように生え、葉の色がうり類の皮に似ているので、瓜菜(うりな)が転化したと言われている。別名としてウリッパ、アマナ、ギンボ、山かんぴょうなどがある。

北海道、本州北部・中部の山地や丘陵・草原などの湿りけのあるところに自生している多年生草本。ギボウシ属の雑種として20種以上が知られている。葉の長さは20〜25cm。 古くから山菜として食べられてきたが、丈夫で株がふえやすく、葉や花も美しいので、栽培もされており変わった型や種間雑種もある。薄紫色の清楚な花を咲かせ園芸用に取り扱われていることもある。ここでは山菜としてのウルイを取り上げる。

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ヨモギ

撮影 2020年5月17日(日)苫小牧市勇払

概要

 ヨモギ(蓬、学名:Artemisia indica Willd. var. maximowiczii [syn.Artemisia princeps Pamp] )は、キク科の多年草。日当たりのよい原野や道端などに集団を作って生えて、高さは1メートル前後になり、初秋に地味な花をつけて、風媒花のため多量の花粉を飛ばす。春の地表に生えた若芽は食用になり、餅に入れられることから、別名モチグサ(餅草)とも呼ばれる。灸のもぐさ、漢方薬の原料になるなど利用価値がある。

山菜としての利用

 北海道胆振地方では、5月上旬から6月中旬につんだ新芽を茹で、おひたしや汁物の具にしたり、天ぷらとして食べます。餅に入れて草団子や草餅にして食べます。ミキサーで摺り、米に入れて炊くと大変おいしいご飯となります。

薬草としての利用

 よく生育した葉を採集して陰干ししたものは、艾葉(がいよう)という生薬で、漢方では吐血、沈痛、下痢止めなどの目的で処方に配剤されます。青汁は、血圧を降下させると言われています。

 北海道の人は風邪や肺炎に罹ると、ヨモギを煮る際の蒸気を吸引させて治療したと伝わってます。

 灸に使うもぐさ()は、生長したヨモギの葉を日干しして乾燥させ、臼でついてふるいにかけ、裏側の綿毛だけを採取したものです。ろうそくのように時間をかけて、ゆっくりと燃えていくことを可能にしているのは、もぐさが蝋(ろう)を含んでいるためです。

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イタドリ

撮影 2020年5月17日(日)苫小牧市勇払

概要

イタドリ(虎杖、痛取、Fallopia japonica、英語: Japanese knotweed)とは、タデ科の多年生植物。山野や道端、土手などのいたるところで群生し、草丈は1.5メートルほどになります。雌雄別株で、夏から秋に細かい白花を咲かせます。春先の若芽は食用になります。

山菜としての利用

 春頃の紅紫色でタケノコ状の新芽・若い茎は「スカンポ」などと称して食用になり、根際から折り取って採取して皮をむき山菜とします。

 新芽は生でも食べられ、ぬらめきがあり珍味であると形容されています。多少のえぐみもあり、そのまま大量摂取すると下痢をおこす原因になり、健康への悪影響も考えられ注意が必要となります。

 山菜として採った新芽は、外皮を取り除いて生食するか、かるく湯通しして十分に水分を切ってから油炒めにして醤油・塩・胡椒で味付けしたり、短冊状に切って肉や魚などと一緒に煮付けにする調理法で食べます。

薬草としての利用

 薬効は、緩下、利尿、通経、常習便秘、膀胱炎、膀胱結石、月経不順、産後の悪露に効用があるうえで老人や婦人にも安全とされ、民間では、緩下薬として用いられています。

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スギナ・ツクシ

撮影 2020年5月21日 苫小牧市勇払

概要

 スギナ(杉菜、学名:Equisetum arvense は、シダ植物門トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属の植物の1種。日本に生育するトクサ類では最も小柄である。春先に出る胞子茎をツクシ(土筆、筆頭菜)と呼びます。

山菜として利用

ツクシ(土筆)は春の山菜として親しまれ、胞子を出す前の若い10 cm程度のものが採取されます。胞子穂(頭)と袴(鞘状の葉)を取り除いて、茎だけを茹でて水にさらして灰汁を抜き、汁の実、酢の物、お浸し、煮物などにして調理されます。味は、一般においしいと表現されるが、苦味があります。スギナは葉のような枝が伸びる前の若いものを土から掘り出して、一度茹でてから細かく切り、佃煮に調理されます。

チアミナーゼ、アルカイド、無機ケイ素などを含むため、多量の摂取は推奨されません。また、心臓、腎臓の疾病を有する人、ニコチンに対する過敏症を有する人の摂取は禁忌とされます。チアミナーゼによるビタミンB1欠乏症を起こす恐れがあるとされております。

生薬としての利用

5月から8月ころに、地上の栄養茎(スギナ)の全草を刈り取り、水洗いをして天日乾燥させたものは生薬になり、問荊(もんけい)と称されております。薬効は利尿作用、去痰作用があり、肝炎、膀胱炎、浮腫(むくみ)、膝かぶれ、によいと言われております。民間療法では、痰が絡んだり、膀胱炎で尿の出が悪くむくみが出る時などに、問荊1日量3 – 15グラムを水400 – 600ccでとろ火にて半量になるまで煎じ、食間3回に分けて服用する用法が知られております。煎じ汁をうがい薬代わりに使っても、去痰、鎮咳の働きがあるといわれております。あせもや膝かぶれには、濃縮した煎じ汁か、生葉をすりつぶしたものを冷湿布するとよいとされ、収斂作用が役立つと考えられております。若葉やツクシを食用した場合でも、去痰の効果があると言われております。患部の熱をとる薬草で、痰が切れにくい咳や、強い利尿作用から尿が出にくいときがよいとされますが、妊婦や冷え症の人への服用は禁忌とされております。

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ミント

ミント 撮影 北海道苫小牧市 2020年5月26日

概要

 ミント(女無天、mint)は、シソ科ハッカ属ミント属メンタ属)の総称。多くの種は多年草だが、一年草の種も存在する。ユーラシア大陸原産。

 ミントおよび和名はハッカ薄荷)だが、この名はミントの1種ニホンハッカを意味することもある。

 繁殖力が旺盛であり、零れ種と地下茎により繁殖する。畑地などに地植えすると駆除が容易ではなくなり、雑草扱いされることもある。

利用

 葉は、爽快味および冷涼感を与えるメントールに富むため、ハーブとして料理、カクテルや菓子、薬用酒などの材料となるほか、精油(エッセンシャルオイル)は香料として食品や歯磨き粉に添加されたり、アロマテラピーや消臭や虫除けに用いられる。モロッコでは緑茶と生のミントを混ぜた茶を飲む。精油はハッカ油、メントールの結晶はハッカ脳の名称で市販され、かつて北海道北見市が世界的な産地であったことから、北海道内の土産屋の定番商品となっている。

  伝統医療でも用いられており、漢方薬(生薬名:薄荷葉(はっかよう))としても清涼、解熱、発汗、健胃などの目的で用いられる。

 科学的研究では、ハッカ油は過敏性腸症候群(IBS)の症状を改善せうる(may improve)と報告されている。消化不良も改善しうるとの研究結果があるがエビデンスは限定される。

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レモンバーム

レモンバーム 撮影 北海道苫小牧市 2020年5月27日

概要

 レモンバーム(:Lemon balm、メリッサ、学名:Melissa officinalis)は、シソ科の多年生のハーブ。南ヨーロッパ原産。和名はコウスイハッカ(香水薄荷)、セイヨウヤマハッカ(西洋山薄荷)。食べ物や飲料の香り付けや、ハーブとして医療に利用されてきた。

 葉はシトラールを含み、ハーバルでフローラルな、レモンを思わせる香りがする。夏の終わりに、蜜を持った小さな白い花もしくは黄色い花をつける。繁殖力が強く、北海道苫小牧市の場合、7月中旬頃に最大に繁茂します。

利用

 ハーブティーやポプリなどに用いられております。記憶力を高める効果があると伝えられており、気分と記憶力が改善する効果があると言われてます。ハーブティーとしても広く飲まれ、慢性の気管支炎、などに効果があるようです。入浴剤としても使用され、肌をなめらかにする効果もあるとされております。鎮静効果、鎮痛効果があるとされ、ドイツで神経性不眠症および消化器系に対し有効性が認められております。

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ホースラディッシュ(horseradish)山わさび

ホースラディッシュ(horseradish)山わさび さつえい2020年5月27日 北海道苫小牧市

概要

 ホースラディッシュ(horseradish、学名:Armoracia rusticana)は、アブラナ科の耐寒性の多年草。和名はセイヨウワサビ(西洋山葵)。

 別名にワサビダイコン、フランス名(raifort)由来のレフォール(レホール)、ウマワサビ、西洋ワサビ、英名の直訳でウマダイコン。商品名で山わさびと呼ばれることもある(水場で作られることが多い本わさびに対して)。庭先で栽培し、3年程度で収穫します。

利用

 白色をした根には強い辛味があり、すりおろしたものは薬味として用いられます。北海道ではすりおろしたものに醤油をかけてご飯のおかずとする習慣があります。すりおろすことで酵素が作用して辛味と香味を出し、ご飯が美味しく食べられます。

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ミツバ

ミツバ 撮影 2020年5月29日 北海道苫小牧市

概要

 ミツバ(三つ葉、野蜀葵 Cryptotaenia canadensis subsp. japonica)は、セリ科の多年草。和名の由来は葉が3つに分かれている様子から。

 と葉が食用とされます。さわやかな香りが特徴の香味野菜(ハーブ)。βカロテンを多く含む緑黄色野菜です。山菜としては春から初夏が旬です。野生のものは一般的に、ハウス栽培のものよりも大きく香が強いです。

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パセリ

パセリ 撮影 2020年5月29日 北海道苫小牧市

概要

 パセリ(和蘭芹、旱芹菜、旱芹、 学名: Petroselinum crispum)は、セリ科の1種の二年草。野菜として食用にされる。和名はオランダゼリ(和蘭芹)。フランス語名はペルシ )、漢名は香芹(こうきん)

利用

 主に葉を料理の付け合わせや飾りとして使われる。食用としたり、香りづけに用いたり、におい消し、飲用など多種多様の形で利用されている。パセリは精油成分を多く含むハーブの1つでもある。パセリは油分を中和する働きがあるとされているが、分解はされずそのまま吸収される。パセリの根に腎臓結石の治療作用があるとして承認している。

 栄養価は極めて高く、ビタミンA (βカロチン)、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC などを含み、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルも野菜の中でも含有量が多い。食物繊維、葉緑素、カリウムなども含み、これら栄養素の含有量は、野菜の中でもトップクラスである。

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